2013年7月3日水曜日

一眼レフ用 Holgaレンズ

最近、ワタシの周辺で話題の周辺光量が落ちる!ニコン一眼レフカメラ用HOLGAレンズ【HL-N(BC)】
お値段もトイなかんじのこのレンズ、ためしてみないわけにはいかないです。

☆ワタシのカメラはたまたまNikonなのですが、このHolgaレンズは各社マウントが揃っています。お手持ちのカメラに合わせたものをご購入ください。

せっかくの一眼レフをダメなカメラにするというムチャクチャなレンズですが、なかなかおもしろいです。

☆最初に発売されたものは周辺光量が落ちないタイプでした。(BC)がついてない品番のものがそれです。ご注意ください。

いったいどうやって周辺光量を落とすのかというと、「ブラックコーナーエフェクター」というのが一枚かまされているのです。
レンズの内側についています。





この真ん中の小さなおひさまマークのような穴が「ブラックコーナーエフェクト」です。

光学的なことはよくわからないので省きますが、この穴が四隅を暗くした写真を作ります。
要するに「ケラレ」です。

カメラに取り付けます。





カメラについている白い印とレンズについている白い印をあわせて、カチっというまでレンズを回します。




取り付け完了。
多少カタカタしますが、カチっというまでレンズを回せば落ちることはありません。




こんなかんじ。パンケーキレンズみたいでかわいいです。

このレンズは絞りがf8固定です。
シャッタースピードでしか調節できません。
撮影モードダイヤルを「M」に合わせてください。
もちろんオートフォーカスは使えませんので、レンズ上部についているアイコンを参考にして距離を決めてください。
人間ひとり・・・・・0.7m
人間3人・・・・・・・2.0m
人間いっぱい・・・6.0m
山・・・・・・・・・・・・10m以上
だいたいのところでピントは合いますが、最終的には目視です。ファインダーでよく確認してください。

撮ってみるとわかりますが、絞りf8というのはけっこう暗いです。
日陰だと1/60くらいでもイメージによっては暗く写ります。
そこはデジタルカメラなのでどんどん撮りましょう。
ただしあまりシャッタースピードが遅くなると手ブレしますので、場合によっては三脚が必要です。











疑いなくトイカメラの写りです。
ぼんやりしていて、薄暗いです。
この日は曇っていたので、晴れだともっとパキっとした写りになるんじゃないかと思います。

シャッタースピードを遅くすることだけでカバーできなければ、ISO感度を上げます。
今回はISO800で撮りました。
ワタシのカメラ(Nikon D40)では画質が荒くなってしまうのですが、最近のモデルのカメラならもうちょっとキレイです。

「M」モードで撮ったことのない人には多少めんどうですが、失敗してもそこはデジタルなのでたくさん撮ってみるといいと思います。
お散歩カメラには最適だと思います。何より価格がかわいいです。
ぜひ試して失敗してみてください。
「ああ、カメラってこういうふうな仕組みで写るんだ」ということが少しわかるんじゃないかと思います。

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